熊本県荒尾市の中心部緑ケ丘の ゆめタウンシティモール1階「グリーンモールハウシング」の藤 崎です。
弊社はこの地あらおシティモールにて今年9月で創業22年目を迎えさせて頂きます。
最近2年程は、週に10組程の荒尾市内不動産売却相談のお客様にご来社頂くようになり
弊社営業社員2名では査定が追い付かない状況が続いています。更に熊本県宅建協会と荒尾市で運用する「荒尾市空家バンク事業」からの売却相談も急増中で 私も日々査定に伺っております。
創業22年となると各所有者様のご事情で 同一物件を3度目の売却も経験します。
2度目の売却は普通になってきました。(笑)
今の売主様は数年・数十年前に弊社を通じ購入され、再度売却のお声掛けを頂戴するのですが、不動産の状況は前回購入された状態よりも殆どの物件が大事にリフォーム工事等を施されており、中には購入された価格よりも高評価になる事もございます。
建物の状態も大事ですが 最終的には立地条件ですが。
さて最近の売却相談ですが、その物件売却理由が「月々の住宅ローン返済が厳しくなって
きたから。」と耳にする機会が増えてきました。
大体築浅での不動産売却の理由は「離婚」が多く、不要になった家が売却に出るのですが
その場合かなりの確率でほぼ自己資金なしで新築住宅を建築・購入されており、住宅ローン借入れの為に不動産を共有名義や連帯債務で購入の為、何方か一方が家を出て行かれると残された方の所得では月々のローン返済が厳しくなります。
何分ローン残債金額が多い為、好条件で売却しても住宅ローン残債が支払えず(完済できず)に住宅ローン不足額が残ってしまうケース。
離婚は別としても 資金ショート案件が増えてきました。
自己資金がほぼゼロで少し無理して高額なマイホームを購入した結果ですが、この様なフルローンで購入した家は築浅ですが、庭に草が伸び手入れ不足で荒れている印象の物件も多く感じます。
中には住宅ローンの返済が滞り、銀行から連絡が有っても返信せずに無視してしまうと、
住宅ローン債権を売却され、債権回収会社から裁判所の競売で強制売却され強制立ち退きになるパターン。 その後 弁護士に依頼し自己破産処理 これでは債務が膨らみ大変です。
競売手続きの為に100~150万円程 裁判費用が掛かります。その後立ち退き請求の裁判費用もかかります。 これはそのまま債務者の負担となり、競売での落札金額と住宅ローン残債との差額、遅延損害金、上記競売費用と自己破産手続きの弁護士費用等 数百万円程が住宅ローン残債額に上乗せとなります。
少しでも残債を減らし、次のスタートに踏み出せる様に行動しましょう。
裁判所で競売による売却は一般的に相場より割安になり、不動産売却後の残債も増えるので通常の自分で不動産会社に依頼し売却することで、競売より高い市場価格で売却し住宅ローン残債額を減らしましょう。
住宅ローン返済がきつくなった場合は早めに金融機関と交渉出来る不動産会社や金融機関を尋ね、解決方法としてローン返済期間の延長、返済額の減額交渉や、結果として不動産を
売却することになる事が多いですがその際は少しでも好条件で売却し、ローン残額を圧縮
する為にも早めのご相談が幸いです。
住宅ローン返済がきつくなった場合は、手遅れになる前に早めに行動しましょう。
住宅ローンは長期返済になるので、出来れば自己資金は最低10%程は用意した方が良いと
思います。出来れば20%有れば、余程のバブル崩壊が無い場合は担保の住宅を売却すれば
元本返済も進んでいるのでローン残債は残らないと考えます。
不動産購入時には頭金10%を用意しましょう。出来れば20%用意出来れば安心!
ご相談は下記まで お気軽に
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